赤ちゃんが生まれる前に必ず確認したいこと

まず何より知っておいて欲しいのは、赤ちゃんは免疫力が弱いということ。 犬や猫を飼育している場合は、

  • 必ず混合ワクチン・狂犬病予防を受けておく
  • 噛み癖を改善しておく
  • ノミやダニを駆除しておく

ことは最低条件です。 また、衛生面についても徹底した対応が求められるためトイレトレーニングは必ず済ませておきましょう

赤ちゃんの動物アレルギー

赤ちゃんが動物へのアレルギーを持っている場合、ペットとの生活は命にかかわるものになりかねません。

一方、アレルギーの専門家の中には「赤ちゃんのうちから動物と触れあうことでむしろアレルギーが出にくくなる」とも言う人もいます。 赤ちゃんのアレルゲンが検出できるようになるのが生後2か月ほどのため、それまでの期間や首の座らない間はベビーベットなど安全なスペースで過ごすようにするのが無難でしょう。

また、猫の場合はベビーベッドに入り込んでしまうこともあるため、ネットを張るなどの対策も必要です。

猫とトキソプラズマ

猫のいるご家庭の場合「トキソプラズマに感染するから猫を手放さないと……」という不安の声をよく聞きます。

そもそも猫の代名詞のように語られるトキソプラズマですが、感染経路としては猫以上にハエやゴキブリからの方が感染しやすいと言われています。 猫からの主な感染源は便で、1日以上放置された便を触った手などで口に触れた場合に感染しやすいため、トイレトレーニングをきちんとして、こまめに掃除をしていればリスクはかなり抑えられるでしょう。

ペットの性格と赤ちゃん

犬や猫にももちろん性格があり、面倒見が良かったり人と関わるのが苦手が子もいます。 これは実際に赤ちゃんとの生活が始まってみなければ分かりませんが、飼い主さんは、

  • ペットへの接し方を変えないこと
  • 赤ちゃんが大切な存在(家族の中で一番敬うべき存在)と示すこと

を徹底することでペットの方も赤ちゃんを受け入れる準備が整えやすいでしょう。

デメリットばかりではない情操教育

赤ちゃんとペットが一緒に過ごすことで情緒を養う情操教育。 ペットセラピーという言葉があるようにペットと共に育つことで思いやり、助け合いなどの社会性が育つと言われています。

特に初めての赤ちゃんがペットと兄弟のように面倒を見たり見られたり、寄り添ったり距離を取ったりと少しずつ関係性を築いていくのは見ていてとても感慨深いものです。

赤ちゃんとペットの付き合い方まとめ

ペットとの生活に関わらず、赤ちゃんを迎えるのはとても幸せで、不安と期待の入り混じる緊張の経験ですよね。 ペットがいるからと身構えすぎることなく、新しい家族が増える喜びをペットと共に楽しみたいですね。

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