犬や猫に湿気でカビが生える? 注意したい皮膚病と環境衛生の大切さ

犬や猫に湿気でカビが生える? 注意したい皮膚病と環境衛生の大切さ

「カビ」といえばどのような場所に発生するイメージでしょう?
多くの人は浴室や洗面所、トイレなど水回りのイメージをお持ちだと思います。

確かに水回りは湿気が溜まりやすく、カビを発生させやすい場所です。

では、そんなカビがペットに生えてしまう現象はご存知でしょうか?

かわいいうちの子にカビが生えたら……、と思うとゾッとしますよね。

今回は、ペットにカビが生える原因や症状、対策などを紹介していきます。

ペットにカビってどういうこと?

カビといっても浴室などで見かけるようなものばかりではなく、カビ菌が引き起こす症状はさまざま。
主な原因は、

  • カビ菌を舐めてしまい感染
  • カビが皮膚についてしまい感染
  • シャンプー後に生乾きの体にカビが発生

などが考えられます。
感染ももちろん恐ろしいですが、飼い主として特に気をつけたいのはシャンプー後のドライヤーとブラッシング
生乾きで湿度が高まってしまうのも心配ですが、ブラッシングが行き届かず、毛玉ができてしまうと汚れが溜まる原因にもなります。

カビ防止のために気をつけたいこと

全身を栄養たっぷりのふわふわの毛で覆われた彼らにとって、生乾きは何よりの大敵。
カビにとってこんなに居心地のいい場所はありません。

  • しっかりとドライヤーで乾かす
  • ブラッシングは丁寧に行い、毛玉をつくらない
  • 身体を拭くタオルは衛生的に

こちらを徹底して、しっかりと乾かしてあげましょう。

また、夏場はとくに「自然乾燥でもいいかな?」となりがちですが、水分を含んだ皮膚や毛は乾くまでの間にどんどん汚れを引き寄せてしまいます
自然乾燥は絶対に禁物です!

カビが生えやすい場所は?

特にカビが生えやすいのは「皮膚が柔らかい場所」で、

  • 目のまわり
  • 脇の下

など顔まわりに多く見られます。

また、カビ菌の中でも「マラセチア菌」という菌は耳垢を好みます。
垂れ耳だとどうしても風とおしが悪くなってしまうので注意が必要です。

カビ発生の条件は?

そもそもカビが発生する条件は大きく分けて、

  • 20〜30度の気温
  • 60パーセント以上の湿度
  • 垢や埃などの汚れ

の3つ。

つまり「高温多湿」こそがカビの主な発生条件です。

カビを寄せつけない衛生管理!

ドライヤーとブラッシング以外で気をつけたいのが、そもそもカビ菌を寄せ付けないこと。
ペットたちの身の回りでカビ発生の条件を満たしやすいのが「トイレ」です。

排泄後の掃除は素早く丁寧に。
湿気の溜まりにくい風とおしのいい場所を選ぶか、サーキュレーターや扇風機など空気が流れるよう工夫するのもいいでしょう。

見落としがちな「エアコン」の掃除

意外と埃が溜まりやすいのがエアコンのフィルター。
ペットのいるご家庭ではそのフィルターに「抜け毛」も追加され、さらにカビの生えやすい環境ができあがります。

使い捨てのフィルターを追加してこまめに交換するか、定期的な掃除を心がけましょう。

カビが生えるとどうなる?

カビが引き起こす症状はさまざまで、

  • フケ
  • 独特の臭い
  • 皮膚の赤み
  • 激しい痒み

などが見られ、そこからさらに症状が進むと、

  • 皮膚の黒ずみ
  • 脱毛

などを引き起こすことも。
カビやカビによる症状が見られたら、すぐに動物病院へ行きましょう。

カビの状態や種類によって治療法はかわりますが、塗り薬や飲み薬を処方されるか、軽度な場合だとその場で洗浄(シャンプーなど)して回復する場合もあります。

ペットのカビ予防まとめ

カビはとても身近なものですが、毎日の小まめな掃除やシャンプー後の適切な処置で簡単に予防できます。

また、感染してしまったらすぐに気が付けるよう日頃からのスキンシップやブラッシングは欠かさないように。
そして、早期発見したらすぐに動物病院などの専門家に相談できるよう徹底したいですね。

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