猫のうんちの処理方法は市町村によって指定があります。

トイレに流すことを推奨しているところもあれば、燃えるごみとして捨てることを推奨しているところも。

市町村によって処理方法は様々です。

猫のうんちはトイレに流しても大丈夫?

猫のうんちをトイレに流すことが適切な処理方法とされていたから、トイレに流していたら詰まってしまった。

なんて話を聞いたことがありませんか?

猫のうんちをトイレに流すと詰まってしまうことがあるんです。

猫のうんちは水に溶けにくい

猫のうんちは犬や他の動物と比べて水分量が少なめ。 犬や人のものより水に溶けにくい性質しています。

それは、猫の起源がエジプトだったことに起因しているんです。

もともと砂漠地帯に生息していた猫は水分を効率よく再利用できる体質を持っています。

なので、うんちに含まれる水分量が少なめなんですね。

猫のうんちには毛が混じっている

猫を見るといつも一生懸命毛づくろいをしていませんか? グルーミングと呼ばれています。

グルーミングには、汚れを落としたり抜け毛を処理する働きがあります。 皮膚の汚れを取り除いて、病気になるのを防いでいるんです。

グルーミングには体温調節の役割も。 汗をほとんどかかない猫は、唾液の気化熱を利用して体温を下げているんです。

一日のほとんどを毛づくろいに費やしている猫は、抜け毛をたくさん飲み込んでしまっています。

猫のうんちには飲み込んだ毛が混じっているので、詰まりやすいんですね。

猫砂が原因になっている

最近はトイレに流しても良いタイプの猫砂も販売されています。

確かに、トイレに流せるタイプの猫砂は水に溶けます。 でも、流してすぐ溶けるわけではありません。

大量に流すと、トイレが詰まる原因になってしまいます。

トイレに流せるタイプの猫砂にも、固めるタイプのものがあります。 このタイプの猫砂はさらに注意が必要です。

高吸水性ポリマーを使用している場合が多く、水を吸うと膨張してしまう可能性が! トイレのパイプの中で膨張すると、パイプが詰まってしまいます。

猫砂を流す場合は、一度に大量に流さず少しずつ流すと良いですよ。

流せないタイプの猫砂を使っている場合は、うんちに付いた猫砂を取り除いてから流す必要があります。

節水タイプのトイレは要注意

節水タイプのトイレを使用している方はうんちの処理に注意が必要です。

通常7L程度の水が流れるのですが、節水タイプだと4L程度。 流れる水の量が約半分になってしまいます。

流れる水の量が少ないとうんちを流しても流し切れず、詰まってしまう可能性が。

節水タイプのトイレにうんちを流す際は、少量ずつ分けて流すことをオススメします。

集合住宅の方は注意が必要

一軒家の場合、トイレの詰まりを修理すれば解決します。 でも、集合住宅の場合は他の住人の方に迷惑をかけてしまうことも。

つまらせないよう猫のうんちを流す際には細心の注意が必要です。

人用のトイレで用を足す猫も

直接人用のトイレにうんちをする猫も。

猫砂が詰まる心配はないですが…。

落っこちないか心配です。

猫のうんちを流すときは細心の注意を

猫のうんちは水分が少なく毛が混じっているので、水に溶けにくい…。

燃えるごみで捨てることができるなら、ごみとして捨てた方が安全です。

トイレに流すことを推奨されているなら、猫のうんちは少量ずつ捨てましょう。 もちろん、砂は流せる猫砂で。

猫のうんちや猫砂を一度に大量に流すのはやめましょう。

詰まった後の修理の方が大変です!

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