お茶を与えても大丈夫?

好奇心旺盛なワンちゃんやネコちゃんは飼い主さんが口にしているものは何でも気になってしまうもの。 飼い主さんが飲んでいるお茶を欲しそうにじっと見つめてくることも。 見つめられるとついつい与えたくなってしまいます。

でも、お茶には与えても大丈夫なお茶とダメなお茶があるんです。

お茶の中にはカフェインが含まれているものがあります。 カフェインがカフェイン中毒を引き起こしてしまう可能性も

与えるお茶にカフェインが含まれているか注意してあげる必要があります。

カフェイン中毒の症状

カフェイン中毒になると、落ち着きがなくなったり、敏感になったりします。 おもらしをしてしまったり、トイレが近くなったりすることも。 吐いたり、下痢をしてしまうワンちゃんやネコちゃんもいます。 その他にも、呼吸が早くなる、体温が高くなるなどの症状が表れることもあります。

重いカフェイン中毒になると、けいれんが起こることも。

最悪の場合、死んでしまうこともあります。

与えてはダメなお茶

カフェインを含むお茶はカフェイン中毒を起こす可能性があります。 紅茶や緑茶、抹茶、烏龍茶はカフェインを多く含んでいます。 玉露は特にカフェインを多く含んでいるので、要注意。

ほうじ茶も緑茶などに比べればカフェインの含有量は少ないですが、与えない方が良いですよ。

ジャスミンティーはノンカフェインですが、ジャスミン中毒を起こす可能性があるので、与えてはいけません。

与えても大丈夫なお茶

カフェインを含まないお茶なら、ワンちゃんやネコちゃんに与えても大丈夫です。 でも、人が飲むときの2~3倍薄めてあげる必要がありますし、与えすぎないように注意する必要があります。

ここでは、ノンカフェインのお茶を4つご紹介します。

麦茶

血液をサラサラにして、血圧を下げる効果があります。 体を冷ます作用があるので、夏の暑い時期にはピッタリです。 虫歯を予防する働きも。

ネコちゃんには麦茶が好きなこも多いようです。 麦茶が、ネコちゃんが好んで食べる猫草に香りや味が似ているからだという説もあります。

たんぽぽ茶

消化不良を起こして便秘ぎみなワンちゃんやネコちゃんには、便秘解消の効果があります。 利尿作用に優れていて、体内の余計な水分や老廃物を排泄してくれる働きも。

便秘解消効果は高いですが、腸が弱いこは下痢をしてしまう可能性があるので注意が必要です。

黒豆茶

血液をサラサラにする効果や、肥満予防、ダイエット効果が期待できます。 黒豆に含まれるアントシアニンは、老化防止や視力を改善する働きもあります。

そば茶

高血圧や糖尿病を予防する効果があります。 そばを使ったワンちゃん用のレシピも掲載されていたりする健康食品です。

でも、そばを原料とする食品を与える際は注意が必要です。 そばアレルギーでアナフィラキシーショックを起こす可能性が高いからです。 最悪の場合、死んでしまうことも。

そば茶を与えて、ワンちゃんやネコちゃんの様子がおかしい場合は、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。

お茶に含まれるカフェイン量は?

ワンちゃんやネコちゃんの体重1kgに対してカフェイン100~200mgを摂取すると、カフェイン中毒で危険な状態に陥ると言われています。

緑茶や紅茶には、100mLあたり20mgのカフェインが含まれています。 緑茶には100mLあたり30mgものカフェインが含まれています。

カフェイン中毒症状が表れ始める摂取量には個体差があります。 基準内だからとカフェインを含むお茶を与えては危険です。

飲んでしまった時の対処法

カフェインを含むお茶を与えないように注意していても、誤って飲んでしまうことがあります。 緑茶やお茶のティーパックを誤って食べてしまったという事故も。 そんな時は、すぐに動物病院へ連れて行ってあげてください。

カフェインを摂取してすぐなら、催吐剤を与えて胃の内容物を吐かせてカフェイン中毒を防ぎます。

カフェインを摂取してから時間がたってしまっているときには、胃洗浄を行ったり、症状に合わせて薬を投与したりします。

今のところ特別な治療法はありません。 ワンちゃんやネコちゃんがカフェインを含むお茶などを誤って飲んだり食べたりしないよう、飼い主さんが日ごろから注意してあげる必要があります。

あまり与えないのがベスト

カフェインを含むお茶はもちろんですが、ノンカフェインのお茶もあまり与えない方が良いでしょう。 ノンカフェインでもミネラルが多く含まれているお茶も少なくありません。 ミネラルを多く摂りすぎると、病気になってしまうことも。 ワンちゃんやネコちゃんには普通の水が一番なんですね。

Recommended Articlesおすすめの記事