体臭の原因は?

粗悪なペットフードが体臭を強くする!?

ホームセンターやペットショップなどで売られているペットフードは値段がピンキリで種類も豊富です。 どれを選んだらいいのか迷ってしまいませんか?

一般的にホームセンター等で販売されている格安のペットフードは、原材料の肉に副産物が含まれていたり、品質の悪い肉が使用されています。 添加物や香料など、体に悪いといわれている成分がたくさん使用されていて、袋を開けた瞬間きつい匂いを感じませんか?

このようなペットフードを毎日食べていると、当然便の匂いもきつくなり体臭の原因にもなります。

格安ペットフードは防腐剤を使用しているので、開封後何か月経過しても腐らないのが特徴です。 食べ物のはずのペットフードが、何か月も腐らないなんてゾッとしませんか?

犬は自分では食べ物を選べません。 わが子同然の愛犬には質のいいペットフードを与えたいですよね!

シャンプーが原因の体臭も

今お使いのシャンプーはワンちゃんに合っていますか? 人間用のシャンプーやボディーソープを犬に使う方もいますが、刺激が強すぎるのでオススメできません。

犬用シャンプーを使う場合でも犬種によってシャンプー選びは変わってきます。

格安のシャンプーは洗浄力が強すぎて、必要以上に皮脂を落としてしまうことがあります。 その結果、痒みや皮膚の炎症の原因となってしまうので注意が必要です。 体臭が気になってシャンプーをした結果、さらに匂いを強くしてしまうことあるのです。

犬は思いのほか皮膚が弱い動物です。 1度皮膚病にかかると完治に時間がかかり、強い痒みを伴ってしまいます。

耳や肛門腺から強烈な匂いがすることも!

自宅でシャンプーをする時に、耳のお手入れや肛門線絞りも匂い対策の重要なポイントです! 耳が垂れている犬は、耳の中が蒸れやすいのでこまめにお手入れしてあげる必要があります。

これを忘れてしまうと耳が炎症を起こして細菌が発生し臭いの原因となってしまいます。

また、犬は定期的に肛門線を絞って分泌液を出してあげなくてはいけません。 これは、肛門嚢に溜まった分泌液が排便の際に排出されたり、何らかの原因で漏れ出たときに強烈な匂いを発するからです。

脂漏性皮膚炎とは?

皮脂の分泌が正常に行われないため、皮脂が過剰になって被毛がべたべたしたり、皮脂が減少してフケが増えたりする症状がでます。 皮脂が過剰な場合、匂いもきつくなります。

遺伝が原因の場合もありますが、酸化したペットフードが原因で脂漏性皮膚炎になってしまうこともあるんです。

脂漏性皮膚炎は完治に時間がかかる病気なので長期間病院に通うことになります。

体臭を減らしたい! 気になる対策とは?

まずはペットフードの見直し!

ペットショップや通販サイトでプレミアムフードやオーガニックフードと書かれた商品を目にしたことはありませんか? これらの商品は無添加の物が多く原材料も高品質なものが使用されています。

最近では種類も豊富になり、お試し用の少量のパックも無料や格安で販売されたりしているので、愛犬に合ったドックフードを探しやすい環境になってきました。

ですが、一概にプレミアムフードと謳っていても、実際には防腐剤や添加物が使われている商品もあるので確認が必要です。 また、価格も高額なため各家庭に合わせた商品選びも重要になってきます。

ペットフードは愛犬の体を作る重要なものです。 実際にペットフードを変えたら、体臭や涙やけが減ってきたという方は少なくありません。

シャンプーを変えてみましょう!

ペットフード同様、シャンプー選びも需要なポイントです。 シャンプーは動物病院やペットショップなどで販売されている低刺激のものや、薬用シャンプーを選んでください。 価格はホームセンターなどで販売されている商品に比べると高額になります。 ですが、皮脂などの匂いの原因をとってくれ、悩みの種だった体臭が軽減されますし、強いシャンプーで肌荒れをおこし痒みが強かった犬の症状が減ってきたり、お値段以上の効果を感じる事ができると思います。

また、脂漏性皮膚炎の犬は薬用シャンプーで数日置きにシャンプーをする必要があります。 こちらも動物病院で購入できますので獣医さんに相談してみてください。

耳の洗浄や肛門腺のお手入れ

耳が匂う犬には耳の洗浄液も販売されているので、洗浄液を使ってのお手入れがおすすめです。 耳の洗浄液は動物病院やペットショップでも販売しているので、獣医さんやトリマーさんに愛犬に合った洗浄液を聞いてみましょう!

耳のお手入れや肛門線絞りは慣れてしまえば自宅で飼い主さんが簡単にできますが、最初はトリミングの時にお願いしたり、獣医さんにお願いしてください。 その際、お手入れの仕方を教えてもらいましょう。

愛犬の体臭対策まとめ

以上、愛犬の体臭の原因と対策についてお伝えしました。 体臭は健康を表すひとつのバロメーターで、単なる悪臭では済まないケースもあります。

日頃からコミュニケーションを心がけて、匂いの変化も気にかけてあげるようにしましょう。

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