マズルの丸さは愛らしさをアピールする上で非常に大切なポイント。
しかし、残念ながら多くの飼い主さんがチャレンジし、挫折を味わう定番ポイントでもあります。 中には何度もチャレンジして技術を身につけてしまう飼い主さんもいるようですが、失敗前提では犬もかわいそう……。
ということで、今回はマズルを丸く可愛く仕上げるコツについてご紹介したいと思います。
マズルの丸さは愛らしさをアピールする上で非常に大切なポイント。
しかし、残念ながら多くの飼い主さんがチャレンジし、挫折を味わう定番ポイントでもあります。 中には何度もチャレンジして技術を身につけてしまう飼い主さんもいるようですが、失敗前提では犬もかわいそう……。
ということで、今回はマズルを丸く可愛く仕上げるコツについてご紹介したいと思います。
マズルのカットの前に顔全体のカットやデザイン、毛質について見てみましょう。
例えばトイ・プードルやミニチュア・シュナウザーなどは豊かな被毛の巻き毛が特徴です。 細かい巻き毛からゆるめのウェーブような毛質まで個体差はありますが、この巻き毛のおかげでデザイン性が高いトリミング犬種といわれています。 最も人気があるとされる「テディベアカット」もこの巻き毛の特徴を活かしたスタイルといえるでしょう。
カットの前に十分なブラッシングを行いましょう。 普段からお手入れが行き届いている場合はあまり問題はありませんが、中には毛が絡まってしまっている犬もいるかも知れません。 そのままでは綺麗にカットできませんし、無理にカットしてしまうと後でブラッシングした時に形が変わってしまいます。
マズルのカットは位置の確認から行います。
そもそも犬の鼻ってどこからかご存知でしょうか?
実は眉間の間から下すべてが犬の鼻にあたります。 この部分を丸い形にトリミングするのですが、ポイントはマズルのトップ部分の毛をまっすぐに上にコームして形を整えることです。
この繰り返しが基本動作になります。 「コームで毛並みを整える」のは切り過ぎを防ぐためです。 何度も繰り返して、綺麗な楕円を目指しましょう。
「正面から見たら丸いのに横からみたら……」とならないよう、別の方向からも何度か確認しながら進めてください。
また、時間がかかりすぎる場合は途中で休憩を挟みましょう。 トリミング中、犬はずっと立った状態であることを忘れないでくださいね。
本などでも詳しい説明が紹介されていますが、文章ではなかなかわかりづらい部分もあります。 最近ではトリミング風景をインターネットで視聴することもできますので、参考にするのもいいでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=bB9RQUpsEEI
https://www.youtube.com/watch?v=cHcQyq_mjpg
https://www.youtube.com/watch?v=aW4_zCUJLpk
この他にもたくさんのシーンが紹介されていますのでぜひ参考にしてみてください。
カット技術は簡単に身につくものではありませんが、焦らずに練習することで必ず上達していきます。 トリマーさんも、愛犬のカットをしたい飼い主さんも、動画などを参考に練習してみてはどうでしょうか。