愛犬のトリミングの希望のスタイルがあるのに、トリマーさんにうまく伝わらずいつも何か違う……とイマイチ満足できないトリミングの経験はありませんか? そこで今回は希望通りのスタイルを手に入れるために必要な確認事項や、トリマーさんへ希望カットスタイルの説明をする際のちょっとしたコツをご紹介します。
愛犬のトリミングの希望のスタイルがあるのに、トリマーさんにうまく伝わらずいつも何か違う……とイマイチ満足できないトリミングの経験はありませんか? そこで今回は希望通りのスタイルを手に入れるために必要な確認事項や、トリマーさんへ希望カットスタイルの説明をする際のちょっとしたコツをご紹介します。
まずはわんちゃんの現在の毛の長さと、形を把握しておかないといけません。 理想の形やスタイルを目指すにはその形よりもかなり毛が短かったり全然形が違かったりするとせっかくトリマーさんに細かく説明したところで理想の形は手に入れられませんので、ご注意を。
次に注意するべきなのは、毛玉の確認です。 理想のスタイルに近い毛の長さを持っていても、毛玉だらけではきれいにはトリミングしてもらえません。 毛玉を解いてもらっても毛量が減ってしまったり、でこぼこになってしまったりします。 ひどい場合は、全身バリカンでつるりという事もあり得ますので、理想はもちろん毛玉ゼロの状態で連れて行くことです。
目指すスタイルの雑誌や写真などがあるとトリマーさんはとてもわかりやすいと思います。 最近の雑誌のカットスタイル集などはバリカンで何ミリなどと毛の長さなども記載されているので長さの説明もしやすく、お互いにカウンセリングしやすいです。 雑誌を持っていない方はお店にも何冊か置いてあったりするので聞いてみてもいいと思います。 写真もお気に入りのスタイルを色んな角度から写してあるものが何枚かあると、トリマーさんもお客さんの好みなどが分かりやすいです。 まだ希望のスタイルが定まっていない場合はトリマーさんと一緒に雑誌を見て、「この形が好きだけど、この形はキライ」などと意見を言いながらスタイルを決めていくのも楽しいですね。
あれもこれも説明していたら1番伝えたかったあれを伝え忘れたー!なんて事がないように、紙にあらかじめ注文内容を書いておく方法もあります。 沢山の注文がある場合はメモがあった方がトリマーさんもうっかり忘れる事もなく、トラブルも避けられます。 言葉では伝わりにくい細かな注文などは絵などに描いて渡してもいいと思います。
例えば、足を細くしたい、と伝える場合にはただ「足は細く」ではなく、お散歩で枯葉がくっついちゃう、お洋服を着るから毛玉になる、おやつのガムがくっつくから、などと理由を伝えるようにしましょう。 理由によって短くする場所や長さも細かく変えられますから、より生活スタイルにあった形になります。 その他、目の周りを短くの理由は、目ヤニが沢山でる、目に毛が入る、目をよりぱっちり見せたい など。どんどん理由を伝えていきましょう。 より多くの情報をトリマーさんに伝えた方が生活スタイルが想像しやすく、多くを話した方がトリマーさんとの信頼関係にも繋がります。
あまり細かく希望を伝えたらトリマーさんに悪いのではないかと思い、結局お任せしますと伝えている方も多いのではないかと思いますが、より多くの情報や希望のスタイルを伝えてもらった方がトリマーさんも作業しやすいかと思います。
「前回のカットのここがちょっと気に入らなかったから今回はこうしてね」、などのダメ出しも遠慮せずにどんどん伝えていきましょう。 トリマーさんの中にはうまくお客さんの要望を聞き出してくれる方もいますが、残念ながらそういう人ばかりではありません。
どんどん希望や意見を伝えて相談して、お気に入りのトリマーさんと良い信頼関係を築いて理想のスタイルを手に入れてくださいね。