トリマーさんがいよいよ独立! という時はもちろんですが、自宅で愛犬のトリミングを楽しみたいという飼い主さんも知っておきたい道具の種類や使い方などをご紹介します。
トリミングに必要な道具といっても個人で手軽に使えるものから、店舗用の大型道具まで様々ですが一般的に使用されているものをあげてみましょう。
トリマーさんがいよいよ独立! という時はもちろんですが、自宅で愛犬のトリミングを楽しみたいという飼い主さんも知っておきたい道具の種類や使い方などをご紹介します。
トリミングに必要な道具といっても個人で手軽に使えるものから、店舗用の大型道具まで様々ですが一般的に使用されているものをあげてみましょう。
いわゆるハサミ。これは必須アイテムですね。 トリミングスクールを卒業している方は学生時代に購入される方が大半ではないでしょうか。 自宅でカットされる場合は、人間用のものを代用することもあるようですが、文房具(紙切り用)で切るのはやめましょう。
トリマーのシザーは、いわゆる美容師さんが使う人間用のシザーよりもさらに繊細です。 これは、犬の被毛が人間の毛髪よりも細かいためですが、犬のヒゲは人間の毛髪と同じくらいのかたさ。 トリマーによってはここだけシザーを変える人もいます。
スキバサミと言われるシザーで櫛状の刃が特徴です。 毛量を減らすだけでなく、毛の長さをぼかしたり、テリヤ系やポメラニアンのカットの際は毛色の調整にも使用されます。
こちらもシザー同様トリミングスクールで使用するため学生時代に購入されている方が多いのではないでしょうか。 刃に汚れが残りやすいので十分な手入れを心がけましょう。
手早くカットする際の必須アイテムです。 店舗では突然の故障に対応できるよう複数台の準備が必要です。
自宅で使用される方もいるようですが、熱を持つために火傷の原因になったり、短すぎるカットは皮膚病を誘発するなどのリスクも有りますので使用には注意が必要です。
コットンを巻きつけて耳ケアなどに使用します。 店舗ではもちろんですが、自宅でも綿棒よりコットンを多めに巻きつけられるのでしっかりケアできます。
大型犬の爪は硬いため刃が傷みがちです。 また切れが悪くなると爪が割れることがあるので注意しましょう。
自宅でも人間の爪切りやハサミでは代用できませんので爪切りは用意されることをおすすめします。 また切る時には深く切り過ぎないよう注意しましょう。
トリミングするときに犬を乗せる台。 丸タイプや四角タイプ等の形状とカラー、表面加工法などさまざまです。 自分が使いやすい(カットしやすい)ものを選ぶことが重要で、高さが変えられないものは無理な体勢でカットすることになるため負担になります。
主に店舗用で、自宅では机などで代用する方もいるようです。 この場合天面が滑りやすいと犬が不安定になるため滑らない工夫をしましょう。
天井吊るしタイプと床置きタイプがありますが、作業効率から言うと天井吊るしタイプがおすすめです。
ただし、ガラス張りでトリミングルームが外から見られる店舗ですと床置きの方が見栄えがいいでしょう。
自宅でも頻繁にシャンプーする飼い主さんの中には固定ドライヤーを利用される方もいるそうで、毛量が多い場合は両手で作業のできる固定ドライヤーが効率的です。
店舗では必須のペットバス。 自宅の場合はお風呂でシャンプーされる方が多いようです。
この他にもオプションでメニューに追加されている「マイクロバブルバス発生装置」「マイクロバブルシャワーヘッド」「オゾンスチーム」「酸素カプセル」などさまざまな道具があります。 店舗でも必ず備えられているものではありませんが、これからお店をというトリマーさんはこういった道具を導入することで他店との差別化を図るのもいいかもしれません。
トリミングの際に噛み癖がある場合には口輪があると重宝します。
開業時にはここにあげた道具はもちろん、用意するものはたくさんありますが小型の道具類は自宅でトリミングする飼い主さんにとっても非常に便利なものが多いです。 こまめにトリミングされる飼い主さんは購入を検討してみてはいかがでしょうか