柴犬に種類? 5種類の柴犬とその特徴は?

柴犬に種類? 5種類の柴犬とその特徴は?

柴犬の人気は衰え知らずで、日本で知らない人はまずいないといっていいほど。
最近では海外でも人気が出て、世界中で愛されるようになりましたよね。

さて、そんな柴犬ですが頭の中でイメージする「柴犬」はどんな姿でしょうか?
つぶらな瞳、ピンと立った耳、くるんと丸まった尻尾、茶色と白の体……。

でも実は柴犬に種類があるって知っていましたか?
今回はあまり知られていない5種類の柴犬とそれぞれの特徴についてご紹介します。

柴犬の歴史

柴犬は日本で昔から愛されていて、1936年に国の天然記念物に指定されています。

その柴犬の祖先である日本犬の歴史は1万年以上前の縄文時代から始まっています。
昔から人々にとって柴犬は家族のような存在で、猟犬や番犬として活躍してきました。
戦争によって絶滅の危機まで頭数が減っていましたが、保存会が立ち上げられて危機を免れることができたそう。

しかし、5種類いる柴犬のほとんどが頭数減少によって希少犬といわれています

5種類の柴犬

柴犬には

  • 縄文柴犬
  • 信州柴犬
  • 山陰柴犬
  • 美濃柴犬
  • 川上犬

の5種類がいます。
1種類ずつそれぞれ特徴を紹介します。

キツネ顔の「縄文柴犬」

縄文柴犬の特徴は、

  • 面長で細い顔
  • 引き締まっていて細身
  • 歯が大きい
  • 額から鼻にかけてが短い
  • 野性的な気質が残っている

など。
すべての日本犬の祖先といわれる「縄文犬」と骨の形状と似ている柴犬を「縄文柴犬」と呼んでいます。
山で大型の動物にも立ち向かう勇敢さで、昔から猟をしたり田畑を守ったりしていたようです。

現在、縄文犬の特徴を引き継いでいる縄文柴犬は300頭ほどしかいないそう。

タヌキ顔の「信州柴犬」

信州柴犬の特徴は、

  • 丸顔でふっくらしたほっぺ
  • 丸い鼻
  • 首が太く、がっしりとした体格
  • 全体的に丸くて愛らしい

など。
信州柴犬のルーツは現在の長野県。
主に山間部で猟犬として活躍していたそうです。

現在日本にいる柴犬の多くは、信州柴犬の子孫であると考えられています。
SNSで人気の柴犬も信州柴犬と同じ、タヌキ顔のかわいらしい柴犬が多いです。

キリッとした顔の「山陰柴犬」

山陰柴犬の特徴は、

  • 凛とした顔立ち
  • 細身に長い脚
  • 耳がやや小さく上の方についている
  • ピンと立ったしっぽ
  • 毛は淡赤(茶色)と呼ばれる色素の薄い赤のみ

など。
弥生時代に朝鮮半島から渡来した珍島犬や済州犬と縄文犬が交配して生まれたのが山陰柴犬だと考えられています。
平成6年には100頭ほどに減り、現在も450頭ほどしかいません。
発情期が年2回あるかないかで、一度の出産で生まれる頭数が2~3匹と少ないのが増えにくい理由だそう。

赤い体の「美濃柴犬」

美濃柴犬の特徴は、

  • 誹赤(濃い茶色)の毛色
  • 子犬の頃は黒色で徐々に誹赤になっていく
  • 顔や体は信州柴犬と似ている
  • 柴犬の中では社交的で温厚な子が多い

など。
現在の岐阜県で猟犬や番犬として活躍してきた美濃柴犬。
戦前までは多かった頭数も現在は170頭ほどまで減り、絶滅の恐れもあるそう。
1年で生まれる頭数は20頭ほどなので、飼いたくても手に入らないのが現状です。

スマートでつり目の「川上犬」

川上犬の特徴は、

  • 一般的な柴犬よりも一回り大きな体
  • オスは体長と体高が同じくらいの四角い体つき
  • メスは体長のが長く華奢な体つき
  • オオカミのようなつり目

など。
長野県の川上村に伝わる日本犬の一種で、ニホンオオカミの血を受け継いでいるという伝承があります。
主人には賢く忠実な犬ですが、他人には懐きにくいため番犬に適しています。
現在は300頭ほどしかいないのため、山陰柴犬や美濃柴犬と同様に希少犬といわれています。

柴犬の種類と特徴のまとめ

あまり知られていない5種類の柴犬、いくつご存知でしたか?

現在街中で見かける柴犬のほとんどはタヌキ顔の「信州柴犬」かキツネ顔の「縄文柴犬」。
街で柴犬を見つけたときはぜひ「この子はどっちかな?」とチェックしてみてください!

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