捨て犬捨て猫をなくそう! 日本の有名保護シェルター5選

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みなさんは「保護シェルター」をご存知でしょうか?

これは、行き場のない犬や猫、また殺処分されるはずだった犬や猫を引き取り里親を探す活動を行う動物保護施設のこと。 ドイツ語で「ティアハイム(動物の家)」と呼ばれることもあります。

今回はそんな保護シェルターの中から特に活動が活発なシェルターと、そんなシェルターから譲渡を受ける際のポイントをご紹介します。

ライフボート

ライフボート

「ライフボート」は日本でも数少ない大規模犬猫シェルター。 2018年12月現在の犬猫保護数は447頭、これまでの累計保護数は16,000頭を超えます。

**譲渡の難しい犬猫を施設内で最後まで飼育する「終生飼育」**がライフボートの特徴で、シェルター内に動物病院が付属していて、保護された犬猫の治療やワクチン接種、不妊手術などにも対応しています。

里親希望の面会は毎日可能で、常時何百頭という犬や猫がいるので相性のいい子が見つかる期待大。 岐阜県岐阜市や愛知県名古屋市でも犬猫の譲渡会が開催されています。

設立年所在地運営法人
1998年千葉県柏市NPO法人犬と猫のためのライフボート

ライフボート

SORAアニマルシェルター

SORAアニマルシェルター

東日本大震災で被災した動物たちの保護のために運営を開始したシェルター。 2018年12月現在の犬猫保護数は37頭となっています。

里親説明会は毎月第3日曜日午後1時から。 里親希望の場合には、マッチングを確認するため何回かシェルターに足を運ぶことが必要です。

こちらのシェルターも見学は毎日可能です。

設立年所在地運営法人
2013年福島県福島市特定非営利活動法人SORAアニマルシェルター

SORAアニマルシェルター

アルマ東京ティアハイム

アルマ東京ティアハイム

犬猫の一時預かり所としても活躍している小規模都市型シェルター。 こちらのシェルターでは週1回のペースで里親会が開かれています。

里親さんが決まったら自宅へ直接のお届けが原則。 基本的に関東圏内で里親さんを探しているようです。

設立年所在地運営法人
2012年東京都葛飾区特定非営利活動法人アルマ

アルマ東京ティアハイム

HOKKAIDOしっぽの会

HOKKAIDOしっぽの会

北海道内の保健所から引き取った犬猫を含め、2018年12月現在の犬猫保護数は113頭。

こちらのシェルターでは年末年始を除き毎日面会や見学が可能。 里親さんへの譲渡は去勢不妊手術、ワクチン接種だけでなくマイクロチップの挿入まで完了してからとなっています。

設立年所在地運営法人
2005年北海道夕張郡認定特定非営利活動法人HOKKAIDOしっぽの会

HOKKAIDOしっぽの会

LYSTAシェルター

LYSTAシェルター

東日本大震災と福島原発事故をきっかけに設立されたシェルター。 2018年12月現在の犬猫保護数は約134頭となっています。

こちらの団体では「保護猫ふれあいサロンOhana」も運営。 毎月第2日曜日の犬猫里親お見合いの会もふれあいサロンで開催しています。

設立年所在地運営法人
2011年福島県いわき市NPO法人動物愛護団体LYSTA

LYSTAシェルター

国内の保護シェルターまとめ

全国のシェルターの中には保護頭数が増えすぎて資金切れし、なくなってしまうシェルターも少なくありません。 せっかく殺処分から動物を救ったのに、こうした結末は悲しいですよね。

多くのシェルターでは常時物資や寄付、ボランティアさんの募集をしています。 ペットショップに行く前にまずこうしたシェルターに足を運んでみてはいかがでしょう?

武月ことのプロフィール画像

武月こと

猫と暮らして30年。猫をはじめ動物全般愛してやまない主婦です。みなさんの大切な「家族」のために、今日から使えるお役立ち情報を発信していきたいと思います。