成犬・成猫を迎えるメリット! 里親募集で見つける新しい家族

ペットを家族に迎えるとき、ペットショップやブリーダーからの購入だけでなく、保護犬・保護猫の里親になるという選択肢はいかがでしょう?
しかし、里親募集サイトを覗くと多くの募集は成犬・成猫が中心でやや敷居が高く感じてしまう人もいるかも知れません。
一般的に若いペットの方が「なつきやすい」「しつけがしやすい」「見た目が可愛い」といったイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。
実は成犬・成猫を迎えることにはたくさんのメリットがあります。
今回は、成犬・成猫を家族に迎える魅力についてご紹介します。
子犬・子猫の飼育は想像以上に大変
ペットショップで見かける生後数か月の子犬・子猫は、無邪気で愛らしく、思わず迎えたくなってしまいますよね。
しかし、子犬・子猫を育てていくのは想像以上に苦労の連続です。
例えば、
- 一日3〜5回の食事が必要
- トイレのしつけが完全にできていない
- 甘噛みや無駄吠えなどのしつけが必須
- 長時間の留守番が難しく、こまめなケアが必要
- 家具や建具の破損・汚れが発生しやすい
また、生後間もないペットは体調を崩しやすく、病院通いが増えてしまう可能性もあります。
夜鳴きやいたずらで睡眠不足になることも珍しくありません。
このように、子犬・子猫は愛らしさの一方で家族の負担も大きくなりがちです。
成犬・成猫だからこそ得られるメリット
一方で、成犬・成猫はすでに人間との生活に慣れているため、新しい環境にも比較的スムーズに適応できます。
具体的には、
- トイレのしつけが済んでいるため、失敗が少ない
- 食事は1日2回程度で済む
- 性格が確立されているので相性を確認しやすい
- 体の成長が完了しているため、飼育スペースを考慮しやすい
- 子犬・子猫よりも健康状態が安定している場合が多い
のようなメリットがあります。
特に忙しい共働き家庭や子育て中の家庭にとって、成犬・成猫は「手がかかりすぎない理想のパートナー」となる可能性が高いのです。
シニアの犬猫を迎える魅力
保護犬・保護猫の中には、6歳以上のシニア世代のペットもいます。
「年を取ったペットは馴染みにくいのでは?」と心配される方もいるかもしれませんが、シニアペットには独自の魅力がたくさんあります。
- 性格が落ち着いているため、穏やかに過ごせる
- 激しい運動を必要としないので、散歩の負担が少ない
- 家族のライフスタイルに合わせやすい
また、ペットの寿命はおおよそ15年前後。
子犬・子猫を迎えると、長い間の世話が必要になります。
自身の年齢やライフプランを考えたとき、「最後まで責任を持てるか不安」という方にとっては、シニアペットの方が無理なくお世話しやすいケースもあります。
成犬・成猫こそ理想のパートナー
成犬・成猫は「なつかない」「しつけが難しい」といったイメージを持たれがちですが、実際には生活に馴染みやすく、飼い主にとっても負担が少ないという大きなメリットがあります。
さらに、保護犬・保護猫を迎えることは、命を救い、新たな幸せを提供する選択肢でもあります。
ぜひ、ペットを迎える際には成犬・成猫にも目を向けてみてください。
- Updated on 2025.03.28
- published on 2025.03.28