売れ残ったペット達はどうなるの?

ペットショップで、犬や猫が売れやすいのは生後2か月前後

これを過ぎると、子犬・子猫は愛らしい顔から少しずつ大人びた顔立ちになり、だんだん人気(値段)の落ちる「崩れ時期」に突入します。 ペットショップやブリーダーも徐々に値段を下げていくのでここで買われていく子もいますが、それでも売れ残ってしまう事も少なくありません。

それからの犬猫たちは?

売れ残ってしまった犬や猫たちの「それから」をご紹介します。

大半は里親のもとへ

大半の良識のあるショップやブリーダーは、無償で里親になってくれる飼い主を探します。 ショップで募集したり、連携している動物病院があればそこでも募集し、それでもダメならスタッフ自ら引き取ることもあります。

一方、残念ながら悪質なショップ、ブリーダーも存在します。

悪質業者へ引き渡す

動物愛護法が厳しくなってからは、以前のように売れ残った犬や猫を保健所へ持ち込むことはできなくなりました。

そこに現れたのが「殺処分」を代行する違法な業者。 また、「引き取り屋」と呼ばれる売れ残った犬や猫たちを大量に引き取って繁殖させ、ろくに世話もせず最終的には衰弱死させる恐ろしい業者もあります。

まるで工場のようにペットを大量生産することから「パピーミル(子犬工場)」とも呼ばれます。

犬や猫以外の小動物は?

基本的にはうさぎやハムスター、鳥なども犬や猫たちと大きく変わりません。 ただ、犬や猫ほど社会認知度が高くないこともあり愛護団体等はやや少なく、力の及ばない部分もあります。

ペットたちのためにできることは

こういった現状を前に、何かできることはないか、変えることはできないかと考えずにはいられません。 そして、保護団体をはじめたくさんの人たちが同じ気持ちでボランティア活動を行っています。

まずはそういった活動への支援からはじめるのはいかがでしょうか。 以下では署名を集められるWebサービス「Change.org」からペットに関する署名活動をご紹介します。

悪質な違法業者が私たちと同じ人である以上、それらから動物たちを守れるのも私たち人だけです。 少しでも不幸な動物たちが少なくなる事を心から祈っています。

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