2017年1月末、大阪府枚方のペット霊園「宝塔(ほうとう)」が突然閉園され、雨風に晒された状態で遺骨が放置されていた事件は覚えているでしょうか。 遺族への連絡も不十分で、テレビニュースで大きく報じられた利用者の悲痛な声は今でも忘れられません。
二度と繰り返されてはならない事件ではありますが、残念ながら現在の法律では取り締まれないのも事実。
2017年1月末、大阪府枚方のペット霊園「宝塔(ほうとう)」が突然閉園され、雨風に晒された状態で遺骨が放置されていた事件は覚えているでしょうか。 遺族への連絡も不十分で、テレビニュースで大きく報じられた利用者の悲痛な声は今でも忘れられません。
二度と繰り返されてはならない事件ではありますが、残念ながら現在の法律では取り締まれないのも事実。
今回は、こういった事態から身を守るためのペット霊園の選び方についてご紹介します。
人向けの霊園とペット向けの霊園には、法律的な観点からみて大きな違いがあります。
まず、人向けの霊園は公益法人や宗教法人、もしくはその傘下の企業でなければ都道府県からの営業許可がおりない場合がほとんど。 さらに、万が一倒産しても次の運営者へしっかりと引継ぎを行うよう義務づけられています。
一方、ペット向けの霊園は一般企業でも自由に開設でき、いつ閉園するかも任意に決められます。 法律上ペットの扱いは「もの」となるため、遺骨についても人のように定められていないのが現状です。
ペット霊園を選ぶ際に何より重視したいポイントは人向けの霊園を同時に運営しているかどうかです。 このポイントを厳守するだけで自ずと公益法人・宗教法人を選ぶことになるため、少なくとも急な閉園のリスクは回避できます。
現在まだ数は少ないですが、新規に建設される霊園はペット可の霊園も多くなってきているようです。
次に紹介するのは先ほどのポイントにマッチする東京都内のペット霊園です。
一般企業の運営するペット霊園の中にも、しっかりとした知識と愛情と責任をもって運営されているものはたくさんあります。 むしろ、宝塔のようなケースはごく少数派と考えていいでしょう。
それでも万が一に備えてとれる自衛の手段としては、
を確認しておくこと。 これらを明確にしておくことで最悪のケースは避けられます。
以上、意外と知られていないペット霊園の選び方についてご紹介しました。 信頼して預けたペット霊園で裏切られるようなことになり、大切な家族を二度も失うようなことになっては悔やんでも悔やみきれません。
ぜひしっかりとした知識を身に着けて、適切なペット霊園選びに役立ててくださいね。